Android studioのFCMのgradle設定ではまった

最近、Android Studioでアプリ開発を勉強しています。

プッシュ通知を試してみようと思って、Firebaseの設定をgradleに追加しようとしたのですがそこでちょっとした落とし穴があったので記事に残しておきたいと思います。

はまったところ
修正方法
別の方法
まとめ

はまったところ

Firebaseに登録して手順通り進めていくと、以下のような設定画面になります。

アプリを登録して、「google-services.json」をダウンロードしてappフォルダー配下に配置するところまではうまくいきました。

次に、手順３のGradleの設定をするところでやり方が分からなくなりました。

フォーマットが新しいのか設定画面とは異なるフォーマットのgradleファイルだったのでどこに設定を追加したらいいのか分からなくなりました。

ちなみにgradleのバージョンは7.3でした。

見様見真似でそれっぽいところに設定を追加すると「Gradle sync failed: Plugin [id: ‘com.google.gms.google-services’] was not found 」だったり、「Could not find method classpath() for arguments」みたいなエラーが出てgradleの同期に失敗しました。

修正方法

結論からいうと、以下のように修正することでうまくgradleが同期できました。

設定ファイル（rootレベルのbuild.gradle）

// Top-level build file where you can add configuration options common to all sub-
// projects/modules.
plugins {
    id 'com.android.application' version '7.2.1' apply false
    id 'com.android.library' version '7.2.1' apply false
    id 'org.jetbrains.kotlin.android' version '1.6.10' apply false
　　id 'com.google.gms.google-services' version "4.3.10" apply false //追加
}


task clean(type: Delete) {
    delete rootProject.buildDir
}

設定ファイル（app以下のbuild.gradle）

plugins {
    id 'com.android.application'
    id 'org.jetbrains.kotlin.android'
    id "com.google.gms.google-services" //追加

...
dependencies {
...
    implementation platform('com.google.firebase:firebase-bom:30.1.0')  //追加
    implementation 'com.google.firebase:firebase-analytics-ktx' //追加
    implementation 'com.google.firebase:firebase-messaging-ktx' //追加
}


}

どうやらclasspathの設定は必要ないようです。