LinuC101を受験してきました。
この試験は、受験するまでにいろいろトラブルが発生する事態となりましたが、なんとか合格することができました。
同じ失敗をする人がいるかは分かりませんが、一応私の失敗談を書いておこうと思います。
LinuC試験とは
NPO法人LPI JAPANが主催しているLinux技術者認定試験です。
資格区分はレベル1~3に分かれています。
さらにそのレベルの中でも2つの試験に分かれており、今回受験した101の範囲としては、以下のようになっています。
- Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用
- ファイル・ディレクトリの操作と管理
- GNUとUnixのコマンド
- リポジトリとパッケージ管理
- ハードウェア、ディスク、パーティション、ファイルシステム
Linuxサーバの基本となるコマンドや概念を理解できるので、赤ちゃんインフラエンジニアには良い知識が身につくかなと思いました。
ちなみに、LPICというLinuCの派生元となった試験もありますが、LinuCのほうがバージョン10.0と新しく、より実践的な最新の知識が身につくので、個人的にはLinuCのほうが良いと思います。
勉強方法
勉強方法は、書籍やEラーニングなどの方法がありますが、私はPing-tというサイト一筋でした。
Linuxを触った人がないといきなりはきついかもしれませんが、ある程度触ったことがあるならこれだけでいいような気がします。
触ったことがない人でも、VirtualboxやDocker desktopでLinuxが触れる環境が用意できれば、解説も詳しいので行けるんじゃないかと思います。
Ping-tは有料の問題集が多いですが、LinuC101は、無料で選択式と入力式の問題が解けます。
インターフェースも最近新しくなったらしく綺麗で、問題を解くモチベーションが維持できました。
ちなみに、最初は国際的な知名度のあるLPICを受ける気満々で問題集解いていたのですが、途中でLinuCの問題集を解いていることに気づいてLinuC受験に軌道修正しました。
まあ結果的には、実践的な知識が身についたと思っているのでLinuC受験してよかったと思っています。
Ping-tにはLinuCとLPICの問題があって、LinuCのほうが上にあるのでよく読んで選択してくださいw
問題数としては選択式、入力式がそれぞれ600問ありますが、選択式は2週、入力式は1周しました。期間としては1日1時間くらい隙間時間でやりながら1か月くらいです。
模擬試験でも80%は確実に取れて、90%は半分くらいの確率でとれるようになってきたので受験することにしました。
受験申込
受験申込の手順としては3ステップです。
- EDUCO IDの取得
試験IDをするときに必要となるIDを取得します。
https://ma.educo-j.or.jp/caf/Xamman/register - バウチャーの購入
試験申し込みと同時に購入もできますが、先にバウチャーを購入しておくほうが安くなる場合が多いです。 - ピアソンVUEで会員登録し、試験申し込み
https://linuc.org/exam/
バウチャーの購入できる場所は、たくさんあると思いますが個人的にはLPI Japanが主催しているセミナーの後に購入できるバウチャーが最安ではないかと思っています。
LinuCの定価は税込16500円ですが、上記では税込14850円で購入でき、Ping-tの税込15400円よりさらに安く購入できました。
公式と同じSTORESのサイトから購入できるので安心です。領収書ももちろん発行してもらえました。
受験当日
さて、受験当日になりました。
ただ会場に向かっている電車の中で事件が起きました。
受験申込確認メールを確認すると、名前が間違っていたのです。
変にピアソンVUEの会員登録時にブラウザの自動入力を使ったからなのかミドルネームが入ってしまってました。
正直、本人確認などもあるので試験1時間前にこれは終わったかなと思いました。
ただ一応ダメもとでピアソンVUEに問い合わせたところ、なんとか試験前にミドルネームの削除をしてもらえました。
正直15000円無駄になるかなと思いましたが受験できて良かったです。
受験は横浜テストセンターで受験しました。
いままでいくつかテストセンター会場行きましたが一番きれいでした。
肝心のテストは680点で85パーセントくらいは取れていたので結構余裕で合格でした。
まとめ
今回はLinuC101の勉強方法から失敗談まで受験体験談をまとめました。
LinuC レベル1はインフラエンジニアに必要なLinuxの基本的な知識が身につくので取っておいて勉強して損はない知識だなと思いましたた。
早めに次のLinuc102も取得したいと思います。
皆さんも勉強してみてください!
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